【2026年度】熊本県の経営事項審査(経審)改正と「新しい手引き」の公開について

1)【2026年度版】熊本県・経営事項審査の手引きが公開

〜PDF版がダウンロード可能になりました〜

経営事項審査(経審)申請に必要な書類および最新の手引きは、以下の固定ページに集約しています。

👉 経営事項審査(経審)申請の必要書類(最新版はこちら)

熊本県ホームページにて、令和8年度(2026年7月版)の「経営事項審査の手引き」が公開されました。これまでのように冊子を購入しなくてもネット上で最新の提出ルールや様式を確認いただけます。

7月改正経審に対応した内容となっております。

  • 最新の申請実務を網羅:提出書類の作成方法から、熊本県が推進する電子申請の進め方まで詳しく記載されています。
  • いつでも閲覧可能:必要なページだけを印刷して手元に置くことも可能です。

2)7月1日改正後のポイント

~2026年7月1日から新しい審査基準が適用されています~

令和8年(2026年)7月1日から、経営事項審査の審査基準が改正されました。現在は新しい評価基準に基づいて審査が行われています。

主な改正内容は次のとおりです。

  • 「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」が新たにW評点5点の加点対象となりました。
  • 建設機械の加点対象に「不整地運搬車」と「アスファルト・フィニッシャ」が追加されました。
  • 社会保険未加入による減点が廃止されました。
  • CCUS(建設キャリアアップシステム)の就業履歴蓄積に関する配点が見直されました。

自主宣言制度でW評点5点の加点を受けるには

自主宣言制度によるW評点5点の加点を受けるには、審査基準日(決算日)が自主宣言日以降となっている必要があります。実務上は、決算日までに自主宣言を行ってください。

また、自主宣言を行っても、すぐに加点対象となるわけではありません。

  • 自主宣言後、国土交通省のポータルサイトへ掲載されるまで通常1か月程度かかります(状況により前後する場合があります)。
  • 熊本県では、経営事項審査は決算日からおおむね3~5か月後に実施されます。加点を受けるためには、その時点でポータルサイトに掲載されている必要があります。
  • 経営事項審査の申請時には、取組開始日との関係に応じて「今後実施する」または「既に実施している」のいずれかを選択して申請します。いずれの選択でも、審査基準日までに自主宣言を行い、審査時点でポータルサイトに掲載されていれば加点対象となります。
  • 自主宣言は会社様ご自身で行っていただく必要があります。
  • 経営事項審査では下記の書類が必要となります。
    ✓ 自主宣言ポータルサイトから取得した「宣言書」
    ✓「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」に関する誓約書(様式第7号)
  • 申請をご依頼いただいた場合は、誓約書(様式第7号)は当事務所で作成いたします。宣言書の取得方法についてもご案内いたします。

自主宣言制度の加点を確実に受けるためには、決算日や経営事項審査の日程から逆算し、余裕をもって自主宣言の手続きを進めることをおすすめします。の加点を確実に受けるためには、決算日や経営事項審査の日程から逆算し、余裕をもって自主宣言の手続きを進めることをおすすめします。

行政書士からのアドバイス

令和8年7月1日から新しい経営事項審査の基準が適用されています。

今回の改正では、「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」が新たな加点項目となりましたが、「決算前に宣言していれば大丈夫」というわけではありません。

自主宣言後はポータルサイトへ掲載されるまで通常1か月程度かかるため、決算日や経審申請の日程によっては、予定していた経審で加点を受けられない場合があります。

また、建設機械の評価対象拡大やCCUSの配点見直しなど、会社ごとに影響する項目も異なります。

「今回の改正で評点はどう変わるのか」
「自主宣言はいつまでにすれば間に合うのか」
「自社で加点できる項目はあるのか」

会社の状況や決算日に合わせて確認することで、取りこぼしなく経営事項審査を受けることができます。ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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行政書士 有働